東京・葛飾区で住人が不安を感じた謎の人物の行動。
住人:知らない方が突然、車で来て、ピンポイントでうちを撮影してた。
男が現れたのは11月9日午後5時半ごろ。家から少し離れたところに車を止め、歩いてくると、家にカメラのようなものを向けています。
移動すると、別の角度からも。
この謎の人物の行動を見て、住人の頭をよぎったのは…。
住人:闇バイトの強盗があるじゃないですか。これは下見に来たんだなってビクビクしてます、今も。
これは強盗の下見なのでしょうか。
元警視庁刑事・吉川祐二さんは「強盗の下見とみた方がいい」と話します。
専門家によると、家の撮影というのは、強盗が準備を進めるステップの1つだといいます。
まずは狙う家を特定し資産状況などを調査。
次に、実際に家のインターホンを押し、在宅時間などを確認。
その後、現場の下見で写真を撮影。
そして、実行。
今回は、近所の人が写真を撮る人物に気が付き住人に知らせたため、すぐに警察に通報。
元警視庁刑事・吉川祐二さんは「(通報されたことで)トラブルが発生したということで、犯行を見合わせるということが十分に考えられます。下見が行われたということであれば、非常に危険な状態である。警戒を続けていく必要がある」としています。