ドジャース・大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、オンラインでの取材に応じ、歴史的とも言える活躍を見せたドジャース1年目を振り返った。 大谷は昨オフに10年総額7億ドル(約1022億円=契約発表時のレート)で6年間プレーしたエンゼルスからドジャースへ移籍。昨年9月に受けた右肘手術の影響で打者専念のシーズンになったが、メジャー史上初の「50―50」(50本塁打&50盗塁)を達成して54本塁打と130打点の2冠王に輝くなど、圧巻の成績を残して2年連続3度目のMVPを受賞した。さらに自身初めて出場したポストシーズンでは、パドレス、メッツ、ヤンキースを破ってチームの4年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。 超大型契約で加入した新天地1年目。開幕前には真美子夫人、愛犬のデコピンという新たな家族との生活をスタートさせた一方で、6年間二人三脚で歩んできた水原元通訳とまさかの形での別れも迎えた。重圧がのしかかり、環境も大きく変わった中での1年だったが、「新たな発見は至るところで、新しいチームに入って、新しいコーチ、新しい選手たち、フロントオフィスの方もそうですけど、新しいことだらけの中でいい発見が毎日ありましたね、シーズン中は。これひとつということではなくて、いろんなことを経験できたシーズンだったなと思います」と充実感を漂わせながら振り返った。
現地時間11月21日、全米野球記者協会が選出する両リーグの最優秀選手(MVP)が発表され、ナショナル・リーグではドジャースの大谷翔平が2年連続3度目の満票受賞を果たした。両リーグ受賞はフランク・ロビンソン以来2人目の快挙だ。 当然の結果と言えるかもしれない。 昨年12月に10年総額7億ドル(約1015億円=当時のレート)でドジャースに移籍して以来、お茶の間を沸かし続けた大谷は、レギュラーシーズン中も歴史的な活躍を披露。フルタイムのDHとして159試合に出場し、打率、本塁打、打点、盗塁のいずれも自己ベストを更新。54本塁打と130打点で2冠を手にした。さらに前人未到の「シーズン50本塁打・50盗塁」も樹立し、歴史にその名を刻んだ。 もっとも、大谷のライバルも堂々たる1年を送ったのは間違いない。とくに2位票を23票も獲得したフランシスコ・リンドーア(メッツ)は攻守で存在感を発揮。打っては打率.273、33本塁打、91打点、29盗塁、OPS.844のハイアベレージを記録。遊撃手を守る守備でも。「リーグで同じ守備位置の平均的な選手が守る場合に比べて、守備でどれだけの失点を防いだか」を示す『UZR』は「3.5」と図抜けた数字を残した。 ゆえに一部のファンは大谷の満票受賞に異論を唱える。MLBの公式Xにはドジャースの背番号17を称える声が相次いだ一方で、「野手として1アウトも取らなかったDH。100%攻撃のみ。オオタニはハンク・アーロン賞になるべきだ」「リンドーアは最も価値のある(総合的な)選手だった。MVPを奪われた」「満票はおかしい」といった投票権を持つ全米野球記者協会の30人への異論が目立った。 とにもかくにも大谷は三度MVPとなった。そうした中で受賞に対するハレーションが起きるのは彼のスター性を考えれば、必然なのかもしれない。
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異次元の活躍!大谷翔平選手がもたらす衝撃と感動 世界が注目するスーパースター、大谷翔平選手。今年もまた歴史を塗り替えたその輝かしい功績は、スポーツ界全体に驚きと感動を与えています。野球界の枠を超え、多くのトップアスリートたちからも絶賛の声が相次いでいます。その一部始終を振り返りながら、大谷効果と呼ばれる社会現象について迫ります。 前代未聞の快挙:3度目の満票MVP 2024年、MLBでの大谷選手の活躍はまさに「非現実的」という言葉がふさわしいものとなりました。2年連続の満票MVP受賞に加え、指名打者として史上初の受賞。これは彼が単なる野球選手ではなく、「異次元の存在」であることを如実に物語っています。 SNSでも話題沸騰の中、アメリカのスポーツデータ会社「スターズパフォーム」は、大谷選手が過去4年間で3度も満票MVPを受賞した唯一無二の選手であることを強調。MLBだけでなく、NBA、NFL、NHLといった北米スポーツ全体を見渡しても、これほどの記録を持つ選手はいないと称賛しました。 超一流アスリートたちが語る「大谷という奇跡」 その驚異的なパフォーマンスに触発され、NBAやNFLのスター選手たちも次々と声を上げています。NBAレイカーズのレブロン・ジェームズ選手は「この男は非現実的だ」と興奮を抑えきれない様子でSNSに投稿。さらに、かつてレイカーズを5度の優勝に導いたマジック・ジョンソン氏も「これは歴史の一部だ」と大谷選手を称えました。 NFLでは、パトリック・マホームズ選手やJJワット氏が「大谷選手の活躍は信じられない」と驚嘆。また、両リーグで活躍した伝説的選手ディオン・サンダース氏は、「大谷はトム・ブレイディやマイケル・ジョーダンと肩を並べる存在」と絶賛しています。 「大谷効果」が生む経済的影響 そのプレーだけでなく、大谷選手の影響力は球場外でも広がっています。ロサンゼルス・エンゼルスの試合には、多くの日本人ファンが詰めかけ、大谷選手関連のグッズはリーグトップの売り上げを記録。彼がチームにもたらした副収入は1,000万ドル以上とも言われています。 スポーツビジネスの専門家は、「7億ドル規模の契約も十分可能」と語り、彼の存在がいかに球団やリーグ全体に利益をもたらしているかを強調しています。 次なる挑戦に期待 2024年シーズン、打者専念で驚異的な記録を打ち立てた大谷選手。来年は投手としての復帰が期待されており、その活躍にさらなる注目が集まることは間違いありません。 大谷翔平という奇跡の存在が、スポーツの枠を超え、世界中のファンを魅了し続ける理由。それは、彼が私たちに「可能性の無限さ」を教えてくれるからにほかなりません。次の瞬間、どんな新たな歴史を刻むのか、その活躍から目が離せません。
大谷翔平選手は、メジャーリーグ7年目にして初のポストシーズンに進出し、驚異的な成績を収めました。シーズンでは50本塁打と50盗塁を達成し、その活躍に世界中が熱狂しました。特に、落合博光氏が大谷選手を絶賛する姿が注目されました。落合氏は、大谷選手の成績を高く評価し、来年の活躍についても予測を行いました。 2024年シーズンにおいて、大谷選手は指名打者としてMVPを受賞し、そのパフォーマンスに対して「大あっぱれ」と称賛の言葉を送った落合氏は、来年投手として復帰する予定の大谷選手に対しても期待を寄せました。しかし、投手と打者の両立を続けることに対する懸念も示し、盗塁数が減る可能性を指摘しました。 また、大谷選手は今シーズン、最終的に54本塁打と59盗塁を達成し、ナショナルリーグの本塁打王と打点王に輝きました。この驚異的な成績に対し、落合氏は「すごいですね」と賛辞の言葉を送りましたが、3冠王を達成する難しさについても触れました。特に打撃タイトルの争いでは、わずか4厘差で首位打者を逃したことに触れ、MLBでのタイトル獲得の困難さを強調しました。 その後、落合氏は大谷選手と松井秀喜選手のバッティングスタイルの違いについても言及しました。松井選手はスイングが速いものの、外側に向けて振っているように見え、ボールの見逃し方にも改善の余地があると指摘。一方で、大谷選手のバッティングフォームは非常に特殊であり、一般的な理論には反するものの、彼の体格と強さが支えていると評価しました。 さらに、落合氏は大谷選手の成功を支える3つの要素を挙げました。まず、大谷選手の恵まれた体格が挙げられ、彼の193cmという身長がメジャーリーグでの成功を後押ししていると述べました。落合氏自身も、身長が打者としてのパフォーマンスに重要だと感じており、大谷選手の体格がMLBでの活躍を支える要因であることを強調しました。 このように、落合氏は大谷選手のバッティングスタイルや体格について鋭い分析を行い、彼の才能を高く評価しています。そのユニークな打撃フォームや圧倒的な体力は、他の選手が簡単に真似できるものではなく、これからも大谷選手の活躍に注目が集まりそうです。
10月中旬、SNSで一本の動画が話題を呼んだ。映っているのは雑然と並んだ数台の車。その中を、画面右から大谷と真美子夫人が、デコピンを連れて歩いてくる。白いTシャツ姿の大谷はリュックを背負い、手にはデコピンのリードを握っている。一方の真美子夫人は、右肩のショルダーバッグに加え、左手に黒いトートバッグ、右手に大きな黄色い紙袋を持っていた。 「撮影されたのはドジャースタジアムの選手用の駐車場。高級車がずらりと並んでいます。選手たちの“出退勤”の様子が見渡せる知る人ぞ知る場所で、熱心なファンが動画を撮ってネットにアップしたのです。真美子さんが大荷物を抱えていたのは、試合を終えて疲れた大谷選手に、余計な負担をかけたくないという気遣いだったのでしょう」(在米ジャーナリスト) だが、視聴者の注目を集めたのは、黒いポルシェの後部座席に、2人が荷物を載せた後のシーンだった。大谷が助手席に座ったのに対し、真美子夫人は左ハンドルの運転席に体を滑り込ませると、慣れた手つきでハンドルを回して走り出したのだ。 「これまでも日本人メジャーリーガーの妻たちは、陰に日なたに夫の支えになってきました。栄養学関連の資格であるアスリートフードマイスターをとって、田中将大選手(35才)を食事面までサポートした里田まいさん(40才)をはじめ、イチロー氏(51才)の妻・弓子さん(58才)は、莫大な年俸を稼ぐ夫のために資産管理会社を設立したこともありました。
大谷翔平投手、山本由伸投手が所属するドジャースは30日(日本時間31日)、敵地でヤンキースとのワールドシリーズ第5戦に臨み、最大5点差をひっくり返す劇的な逆転勝利飾って4勝1敗とし、2020年以来4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いた。試合後、オレンジカウンティ・レジスター紙のドジャース担当記者、ビル・プランケット記者ら複数メディアが、今季65試合に登板し防御率3.00の成績を収めたダニエル・ハドソン投手(37)の引退を報じた。 ハドソンは前日のワールドシリーズ第4戦で2番手でマウンドに上がり、1死からジャッジに死球を与えると、その後も四球などで走者をため、ボルピに痛恨の逆転満塁弾を許した。今季は65試合に登板し、防御率3・00と安定した数字を残していた37歳のベテラン。本来の実力を出すことができなかったが、これが現役最後の登板となった。 オレンジカウンティ・レジスター紙のビル氏はXを通じ「ドジャースのダニエル・ハドソンが引退を表明」と伝え「これが私が戻ってきた唯一の理由だった。それが今起こっていることだ」と呼びかけ。 米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のローワン・カブナー記者も「 ダニエル・ハドソンが現役引退を表明した。今年、そしてその前の年も、乗り越えるのに多くの苦労があった」と報道。「もう162試合はできない」とするハドソンのコメントを伝えた。 また、米カリフォルニア州地元ラジオ局「ESPNロサンゼルス」のブレイク・ハリス記者は、ハドソンについて「ダニエル・ハドソンは2022年に左膝のACLを断裂。1年以上欠場した後、2023年シーズン開幕3試合目に右膝の靭帯を捻挫。その後、引退する可能性もあった。その代わり、ドジャースとマイナー契約を結び、チャンピオンになった」と、けがの様子を伝えた。
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(29)に対し、まさかの方向からの抗議の声が上がっている。大谷は日本時間5日に所属球団のドジャースと共同で元日に起きた能登半島地震の被災地に寄付をすると発表した。 ドジャース球団と球団を経営するグッゲンハイム・ベースボールは100万ドル(約1億4500万円)を送り、大谷は個人で寄付をするというもので、この対応には国内外から称賛の声が上がっていたが、ド軍が今季の開幕戦が行われる韓国ではまさかの形で批判の対象となってしまった。 聯合ニュースなど韓国の複数メディアの報道によると、大谷が自身のインスタグラムで寄付の意思を表明した際、英文のメッセージ内で「日本海」と記したことが、「東海」を主張する韓国で反発を買っているという。報道によると聖信女子大学のソ・ギョンドク教授は「いくら日本で地震があり、大谷が日本人であっても東海との併記表記でもなく、日本政府で主張する日本海表記だけにしたのは明らかに間違ったこと」と主張しており、8日に球団に対して抗議のメールを送ったという。
米司会者「MVPレースはもう閉め切っていいでしょうね」 ドジャースの大谷翔平投手が今季「MVP」を獲得する可能性が高いと米メディアが報じている。米スポーツ局「ESPN」の番組「Baseball Tonight」では「ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が60本打つか、大谷翔平が40本塁打、40盗塁を達成するか」と白熱した議論を繰り広げている。 ESPNのティム・カークジャン記者は42本塁打を放っているジャッジについて「60本塁打には届かないだろう」と推測している。「後半戦に入って26四球、うち7敬遠。この傾向は止まらない。彼は良すぎる。彼と勝負はできない。ジャッジが(60本塁打に到達)できることに私は疑問を抱くことはないがあと18本。それに届くほど勝負してもらえないと思う」と見解を示した。 司会を務めるケビン・コナース氏は大谷について「今週35本塁打、30盗塁を達成した。40−40は行くか?」とカークジャン記者に投げかけた。すると、同記者は「行く。彼は35−30に最速。つまり最も少ない試合数で届いた選手だ。彼は40−40に届くと思う。40本打つことは間違いない。そして彼は40盗塁する。考えても見てください。この男はとても良い投手だ。それが年間40−40を狙っている。これは、ショウヘイ・オオタニがどんな選手かを一言で表している」とした。 コナース氏は「ナ・リーグMVP(は大谷)。そしてア・リーグMVPはジャッジ。MVPレースはもう閉め切っていいでしょうね」と笑っていた。大谷は今季はここまで115試合に出場して打率.298、35本塁打、83打点、OPSは1.001を記録し、32盗塁を決めている。DHで史上初のMVP獲得まで、懸命に進んでいく。
11月22日(日本時間)に自身3度目となるシーズンMVPを受賞したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。MVP受賞時の映像を見た海外のSNSユーザーからは、大谷選手と妻・真美子さんが交わした「スキンシップ」に対する驚きの声が聞かれています。 「みんなでハグしているのに……」 大谷選手は満票でナ・リーグMVPを受賞。DH(指名打者)選任としては史上初のMVP受賞で、ア・ナ両リーグでの受賞は58年ぶり2人目となる快挙でした。 22日のMVP発表では同僚のクレイトン・カーショウ投手からMVPが告げられた後、大谷選手は関係者らとハグをし、隣にいた真美子さんとは「グータッチ」で喜びを分かち合いました。 このシーンを見た海外ユーザーからは「大谷は妻以外の全員とハグ?!」「彼は妻にこぶしをぶつけただけ?」「真美子にもハグしてあげたらいいのに」「みんなでハグしているのに、翔平と妻はグータッチなのか」「理解できない」(いずれも編集部訳)と驚く声が。 一方で、「文化は100%違う」という意見も上がり、「とてもかわいい」「かっこいい」「奥さんと拳をぶつけ合った、伝説だわ」と評する声もありました。 日本のユーザーからは「このグータッチ、なんか戦友感・親友感もあって良くない?」「むしろグータッチの方が仲良い感じがして良い」「ご夫婦では小さくグータッチがすごくエモい」といった声が聞かれています。 なお、大谷選手は同日、Instagramで自身と真美子さんが関係者と並んでグラスを手に笑顔を見せるショットなどを公開。「お世話になっている人に囲まれて、幸せそうにしている大谷選手見る事ができて最高です」「大谷ファミリー、素晴らしいです、最高~」といった反響を集めていました (関連記事)。 海外から驚きの声が聞かれた「グータッチ」