夫婦が4歳の娘と姉、父親に有害な科学物質を摂取させ、殺害した疑いで逮捕された。 夫婦は6年前に同じ手口で夫の母親を殺害した疑いで再逮捕された。 東京大東区の細谷健一容疑者と妻の司法容疑者が関与している。 2018年、細谷容疑者の母親がエチレングリコールを摂取し、死亡した。 警視庁の捜査により、夫婦が差し入れた食べ物にエチレングリコールを混ぜていた疑いが強まった。 夫婦は昨年、次女を殺害した疑いで逮捕され、2018年には姉と父親を殺害した疑いで起訴されている。
アメリカの原子力空母ジョージ・ワシントンが約9年ぶりに横須賀に到着しました。 ジョージ・ワシントンは全長300メートルを超える巨大な空母です。 2008年に初めて横須賀に配備され、2015年に大規模な整備のため離れました。 後継の空母ロナルド・レーガンは今年5月まで横須賀に配備されていました。 ジョージ・ワシントンは最新のステルス戦闘機F35Cを搭載してアメリカのサンディエゴから日本に向かいました。 F35Cはアメリカ海兵隊の岩国基地に初めて配備されています。
1週間前、モクゲキ!でも放送したバッグの中に次々とパンを詰め込むパン泥棒。 頻繁すぎる犯行に、事件は急展開を迎えます。 再び店に現れたパン泥棒。 その数メートル先、窓の外には中をのぞく警察官。ついに現行犯逮捕されたのです。 事態が動いたのは19日午後5時ごろ。 男は肩にバッグをぶら提げ、店の中へ。前回放送した、あのパン泥棒と同じTシャツです。 肩のバッグから新たに緑色のバッグを取り出し、机の上に置かれたパンを1つ、2つと手に取るとバッグへ。どれだけ盗むつもりなのか、どんどん詰め込んでいきます。 と、その時、窓の外に店内をのぞく警察官。被害の報告を受け張り込みをしていたのです。 そんなこととはつゆ知らず、ショーケースからもピザを1枚取り出しバッグへ入れるパン泥棒。 もちろん、この瞬間もばっちり見られています。そして前回と同じように料金を支払うことなく店を出ると、警察官が後を追い、現行犯逮捕となりました。 逮捕されたのは、近くに住む自称無職の男(47)でした。 「お金がなくておなかが減ったので、自分が食べるために盗んだ」と容疑を認めているということです。
徳島県の住宅街で、家の敷地に集まる数人の警察官。空き巣の被害か?それとも不審者が現れたのか? 警察に被害を説明していた住人は「突然ドカンッ!という音がしたので、慌てて家の下を見てみたら、白色の車が家の壁に当たってた。玄関をちょうど出たあたりには、もう既に車はなかった」と話します。 家の壁に車がぶつかり、そのまま逃走。当て逃げの被害です。 警察官が現場に到着する前に撮影された防犯カメラの映像に映っていたのは、家の前に停車する1台の白い車。その近くでは、困惑した様子で2人の女性が辺りをうろうろと歩き回っています。 しかし、女性たちは車に乗ると、そのまま走り去ってしまいました。 当て逃げされた家の人:70歳前ぐらいのおばちゃんと、30代ぐらいの女性ですかね。 女性たちはなぜ家の壁に車をぶつけてしまったのでしょうか。 当て逃げされた家の人:(家の前が墓地で)道が狭いんで、Uターンとかよくするんです、うちの敷地の中で。切り返してるうちに当てたのかなって感じです。 購入から1年たっていないという新築の壁は無残にもへこみが。 当て逃げされた家の人:めっちゃ悔しいです。お墓参りだったら、先祖も見ているんでね。逃げるようなことはせんといてほしいです。 被害者は被害届を提出。警察が捜査しているということです。
先週14日に75歳で亡くなった火野正平(本名・二瓶康一=にへい・こういち)さんに対し、NHK BSプレミアムの旅番組「にっぽん縦断 こころ旅」は公式インスタグラムにこんな追悼文を掲載した。 《火野正平さんには、1200日を超える旅を続けてくださったことに、深く感謝申し上げるとともに、心より哀悼の意をささげます》《お手紙をお送りいただいた方々に寄り添いながら旅を続けてくださったことに深く感謝申し上げるとともに 心より哀悼の意をささげます》 番組で2011年から24年まで、自転車で日本全国、津々浦々を訪れて視聴者の「こころの風景」を伝えていった。持病の腰痛を抱えながらの奮闘で、ことし9月には骨折でロケを断念するまで続けていた。その姿を思い出す視聴者から、追悼メッセージが数多く寄せられているようだが、芸能関係者には希代のプレーボーイとしてその名をとどろかせていた時代を懐かしむ声が少なくない。2016年刊行の自叙伝「火野正平 若くなるには、時間がかかる」(講談社)では、こう振り返っていた。 《若い頃は、二股どころか、何股かけたか分からない。11股とか報道されたこともあった。『握手したら妊娠する』と言われたこともあるよ。仕事を1年以上ホサれたこともあるさ。でも、それも含めて今の自分だから》 1971年に一般女性と結婚し、1男1女に恵まれるも、その後何人もの女優たちとの不倫や同棲、挙げ句に妊娠疑惑が報じられ、芸能マスコミとりわけワイドショーに追われた姿は中高年世代には今でも記憶に新しいのではないか。週刊誌にはモテる理由が特集され、またご本人にも一家言あり、取材などでこんなコメントを残している。 「向こうから電波を発信し、アンテナで捉えて受けに行く」「恋の受信アンテナは感度抜群」「女がしたいということは、させてやりたいと思うのさ」などなど。悩みなどに優しく耳を傾け、何かを強要したりせず、深い関係になっても別の女性が出てくると、それを拒めない。自分から別れを切り出さないため、結果的に複数交際になっていたらしい。 芸能リポーターの平野早苗さんが振り返る。 「あの頃は突撃取材が普通に行われていて、火野正平さんは仕事先などでしょっちゅう多くのリポーターに囲まれていました。矢継ぎ早のインタビューに対して、道端に座り込んで応対されていたこともありました。12人目の女性出現との噂をもとに、単独で突撃インタビューを試みた京都の太秦撮影所では、私たちの前にどこからともなく火野さんが現れて、胸元からぱっとプラカードを掲げられたんです。そこには『私はセリフ以外しゃべりません』って。ニヤニヤ笑って、おちゃめさが伝わってきて、こちらも笑ってしまいました。人間味があって私は火野さんの大ファンになり、『こころ旅』でも女性に声をかけるシーンをどこかで楽しみにしていました」 ■松本人志は爪の垢を煎じて飲むべし 当時ならではのエピソードだろうが、同じ芸能リポーターの小柳美江さんはこう言う。 「不倫などが次々に表沙汰になっても、お相手の女性たちは『憎めない』と口を揃え、裁判沙汰や金銭トラブルに発展したという話は聞いたことがありません。女性たちからは感謝され、イメージダウンにならないどころか、憧れる人もいたというのですから、特別な存在でしたね」
札幌中心部では風がほとんどなく、外出する人々はマフラーや手袋を着用している。寒さが増している。 明日から天気が大きく崩れ、土日にかけて雪が積もる予想。 明日金曜日は西から低気圧が接近し、午後中心に雨や湿った雪が降る見込み。 土曜日は冬型の気圧配置が強まり、上空から寒気が南下し、再び雪が降る可能性が高い。 土日で札幌周辺では最大20cm、ルモイ南部や門別南部では最大30cmの降雪が予想されている。 来週の月曜火曜は曇りや晴れとなるが、水曜木曜には再び天気が崩れる見込み。気温は12度まで上昇する可能性がある。
個性的で色気のある演技でお茶の間を魅了し、近年は自転車での旅番組でも人気を博した俳優の火野正平(ひの・しょうへい、本名・二瓶康一=にへい・こういち)さんが、14日に死去していたことが20日、分かった。75歳。所属事務所が発表した。死因などは明らかにしていない。葬儀は家族葬で行われた。火野さんは1962年のデビュー以来、時代劇から現代劇まで幅広く活躍。一方で数々の女性と浮名を流し、芸能界きってのプレーボーイとしても名を馳せた。 火野さんの訃報を受け、最後のレギュラー番組となったNHKBS「にっぽん縦断 こころ旅」が公式サイトで「14年間にわたり『にっぽん縦断 こころ旅』旅人として、“こころの風景”を訪ねてくださった火野正平さんが、11月14日逝去されました。火野正平さんには、1200日を超える旅を続けてくださったことに、深く感謝申し上げるとともに、心より哀悼の意をささげます」と追悼コメントを発表した。同番組は24日に追悼番組を放送することも発表した。 芸能界からも、突然の別れを惜しむ声が続々。俳優・小沢仁志はインスタグラムで「また大好きな先輩がいなくなっちまった『昭和のプレイボーイ』と呼ばれていたが 誰よりも穏やかで優しく、艶やかな人だった」と回想。時代劇「鬼平犯科帳」で共演した歌舞伎俳優・松本幸四郎は、番組の公式Xで「無念です。たくさん泣きました。火野さんには役者の色気を強烈に感じ、その佇まいと匂いに僕は魅了されていました。大きな存在感にピリッとした緊張感を味わえる気持ちよさ。お会いしたすべての時間は僕の誇りです」とつづった。
ハチ駆除などの項目がびっしり書かれた請求書。合計の欄には172万7000円という金額が記載されています。 家の屋根裏にできた、たった1つのハチの巣の駆除に178万円。ぼったくりともいわれる金額を請求し、逮捕されたのは仲山翔太容疑者(26)です。 その卑劣な手口を被害男性がカメラの前で初めて語りました。 東京・あきる野市に住む70代の小野さん。2023年8月、屋根の近くをハチが飛んでいることに気づき、ハチの巣の駆除業者を探すことにしました。 ネット検索で調べた会社に電話をすると…。 小野さん(仮名70代):「すぐ来ます」って、1時間くらいたったら来た。最初は見積もりだけしてもらうつもりで、「見積もりどのくらいですか」って言ったら(仲山容疑者が)「2万5000円」と、そんな安いのという感じ。 この日は見積もりだけのつもりだった小野さん。しかし、仲山容疑者は突然、防護服を着て作業を開始します。 小野さん(仮名70代):急に(作業が)始まっちゃって、どんどん進められちゃった。こっちが考える暇もない。 小野さんの許可もなく駆除を始めた仲山容疑者。見積もりでは2万5000円だったはずが…。 小野さん(仮名70代):(ハチを)殺す薬品みたいなのが1本4万5000円とかで、「それ7本使います」って言うから 「えっ」となって。作業服がいくらとか、(巣を)取り出すのがいくらとか、処分するのにもいくらとか、どんどん重なっていくんですよ。 7本必要という薬品を見せることもなく進められた作業。30cmほどの巣を取り出したあと、提示した金額は172万7000円。 小野さん(仮名70代):(Q.金額を言われたときはどうだった?)はっきり言って(頭が)真っ白になった。かみさんに下ろしてきてもらって、(170万円のうち)60万円を現金で払った。 小野さんは業者に現金60万円を支払い、残りを3日後に振り込むよう指示されましたが、不審に思い支払いませんでした。 すると翌日、「何で振り込まねぇんだ」「払わねぇなら今から3人で家まで行くからな」という電話がかかってきたといいます。 小野さん(仮名70代):もう脅しですよね。何されるか分からないじゃないですか。 恐怖を感じた小野さんが警視庁に相談したことから捜査が開始。契約書にクーリングオフの記載をしなかった疑いで逮捕に至ったのです。 調べに「覚えていない」と容疑を否認しているということですが、捜査の結果、別の住宅でもハクビシン駆除の代金として250万円を支払わせるなど、半年余りで3700万円売り上げていたことも判明しました。 トラブルがあとを絶たない害虫駆除。国民生活センターによりますと、こうした害虫・害獣駆除サービスの相談が、2024年度は10月末時点で2047件と、前の年の同じ時期と比べて1.2倍に増加しているといいます。 では被害に遭わないためにはどうすればよいのでしょうか。年間500件以上ハチの巣の駆除を行っている害虫駆除の業者に話を聞きました。 日本救急サービス株式会社・荒井謙人さん:何か説明して、請求できそうなところに金額乗せていったとしか思えない。例えば、行政や不動産の管理会社とか、そういった方たちに聞くのはすごくいい。 小野さんは。支払った60万円が現在も返金されていないといいます。 小野さん(仮名70代):どっちかというと狙われるのは高齢者だから。若い子が来るとちょっと怖い。
飲食店で問題となっているカスタマーハラスメント。防犯カメラが捉えていたのは、詐欺まがいの自作自演カスハラです。 対応した店員:「なんか髪の毛入ってんじゃねえか」みたいな感じで。 カスハラ被害を訴えるのは、東京・渋谷区にある宮崎のご当地ラーメン「辛麺」の専門店。 常連客:辛いの好きだし、どうしても食べたくなる。最高です! 常連のファンも多いこの店。20日午後2時半過ぎにやってきたのは、30代から40代のほどの男性。 注文したのは、店で2番目に辛いというトウガラシたっぷりの「煉獄」です。 男性は2口食べて箸がストップ。その後は手を付けず、驚きの行動に出たのです。 後ろに束ねた髪の毛を引き抜くと、丼の中へ入れているように見えます。 それも、一度のみならず二度も繰り返しました。そして、店員を呼びます。 「おい!髪の毛入ってんじゃねえか」と言う男性。しかし、店員にはこの男性に見覚えがありました。 対応した店員:前回あった時はお代いただかずに、こっちが悪いと思って、謝って帰った。2回目は「またこの人だ」と思って。 男性は約3カ月前にも来店。その時も「ごみが入っていた」と訴えたため、料金はもらわず、謝って帰ってもらうことに。 しかし、防犯カメラを見返すと、同じように自分でごみを入れていたといいます。 繰り返された自作自演のカスハラの被害に店長は…。 辛麺華火渋谷店・福田康平店長:一番嫌なのは、自作自演をしてうちのスタッフにそういう態度をとった。一番許せないし、納得できない。 弁護士によると、異物が混入したという嘘は詐欺や偽計業務妨害にあたる場合もあるといいます。 橋下綜合法律事務所・溝上宏司弁護士:(店は)本当に(異物が)入っていた前提で第1次的な対応をしなくてはいけないので、返金対応を余儀なくされることは多い。 今回のような防犯カメラの映像は、もし裁判になっても有効な証拠になるといいます。 橋下綜合法律事務所・溝上宏司弁護士:安易に返金に応じて、物事をさっさと終わらせる対応は後々禍根を残す。「しっかりと確認してきます」という対応をとると、おのずとカスハラがトーンダウンしていく。
俳優火野正平(ひの・しょうへい、本名二瓶康一=にへい・こういち)さんが14日、自宅で亡くなった。75歳。所属事務所が20日、発表した。今年4月から持病の腰痛治療に励んでいたが、夏に腰部骨折をしたのを機に体調を崩したという。独特の存在感で数多くのテレビドラマ、映画に出演し、歌手としても活躍。プライベートでは“元祖プレイボーイ”として往年のワイドショーを騒がせ「モテ男」の名をほしいままにした。 昨年1月、全国ツアーの会見で久々多くの取材陣に囲まれると「オレ何かやった? ナシモトさんいる? スドウさんは?」と往年の芸能リポーターの名前を挙げて冗談めかした。 若手記者はキョトンとしていたが、70年代後半から80年代にかけて、火野さんが流した「浮名」を巡る囲み取材は日常茶飯事だった。当時のリポーターの質問は容赦なかったが、それが二股でも三股でも、当の火野さんには悪いことをしたという意識がないから「そこまで聞く?」と前置きしながら、正直に明かす。挑発するような質問にも穏やかに応え、そこにあの人好きのする笑顔が重なった。 自著の中でも「大本命を都内に送って…(その日のうちに)函館に着いて、待っててくれた別の娘の姿を見たら、あぁ生きててよかったと思った」と二股の心中を明かしている。 ちょっと不良っぽくて、その時々の気持ちに正直で…モテ方は尋常ではなかった。ある女優は別れた後に「私はただ、あの人といるだけで良かった」と話した。一般女性との初婚間もなく始まった共演女優との不倫関係を皮切りに、最盛期には女性誌が「十一股」と報じた。後年「それも含めて今の自分だから」と達観した言葉を聞き、懐の深さを実感した。 渋めの役をひょうひょうとこなしながら、これほど華やかに芸能史を彩った人を他に知らない。【相原斎】