米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(29)に対し、まさかの方向からの抗議の声が上がっている。大谷は日本時間5日に所属球団のドジャースと共同で元日に起きた能登半島地震の被災地に寄付をすると発表した。
ドジャース球団と球団を経営するグッゲンハイム・ベースボールは100万ドル(約1億4500万円)を送り、大谷は個人で寄付をするというもので、この対応には国内外から称賛の声が上がっていたが、ド軍が今季の開幕戦が行われる韓国ではまさかの形で批判の対象となってしまった。
聯合ニュースなど韓国の複数メディアの報道によると、大谷が自身のインスタグラムで寄付の意思を表明した際、英文のメッセージ内で「日本海」と記したことが、「東海」を主張する韓国で反発を買っているという。報道によると聖信女子大学のソ・ギョンドク教授は「いくら日本で地震があり、大谷が日本人であっても東海との併記表記でもなく、日本政府で主張する日本海表記だけにしたのは明らかに間違ったこと」と主張しており、8日に球団に対して抗議のメールを送ったという。