ロサンゼルス・ドジャースのエンリケ・ヘルナンデスは残留の意向を示しているようだ。11月5日、球団の専門メディア『Dodger blue』が公式Xで伝えている。
昨季途中にトレードでドジャースに加わったE・ヘルナンデスは、サンディエゴ・パドレスとの地区シリーズ第5戦で、先発のダルビッシュ有から本塁打を放つなど活躍。ニューヨーク・メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦でも本塁打を記録するなど、ポストシーズンで勝負強さを発揮し、ドジャースの4年ぶりの世界一に貢献した。
今季でFAとなるE・ヘルナンデスについて『Dodger blue』は「キケ・ヘルナンデスは来シーズンもドジャースに復帰したいと考えている」と綴り、同選手のコメントを次のように紹介した。
「数日前にワールドシリーズで優勝したが、来年は投手の故障者も戻ってくるため、このチームはさらに強くなると確信している。よりエキサイティングなシーズンになるだろう」
また2020年にもドジャースでWSを制したE・ヘルナンデスだが、翌年にボストン・レッドソックスへ移籍。そのために「(WS優勝チームの)ゴールドジャージを着ることができなかった。だから来年それを着るチャンスを得られたら、とても特別なことだ」として、残留への思いを口にしている。
“お祭り男”としても知られる33歳は、ドジャースに残ることができるだろうか。