死球を受けた大谷に寄り添うテオスカー・ヘルナンデス
【MLB】ドジャース 3ー1 レイズ(日本時間26日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)の本拠地・レイズ戦で左手首付近に死球を受けた。幸い大事には至らなかったが、誰もが肝を冷やした瞬間だった。そんな大谷を気遣ったのは同僚のテオスカー・ヘルナンデス外野手。寄り添う姿に「テオ、心配してくれてる」「テオありがとう」とファンは声を寄せている。
8回先頭の第4打席、左腕ラブレディの91.8マイル(約147.7キロ)のシンカーが左腕に直撃した。大谷は叫び声をあげ悶絶。プレーを続行したが、球場は大ブーイングに包まれた。試合後の検査で骨に異常なし。誰もが安堵した。
状態を気にかけていた1人がT・ヘルナンデス。大谷の左肩に手をかけ、患部を一緒に見つめた。昨年4月5日、マリナーズに在籍していたT・ヘルナンデスはエンゼルス戦で大谷から死球を受けた。大谷が謝意を示すと、一塁ベース上で“気にするな”とばかりに笑顔で胸の前で右拳を握った。2人のやり取りは大きな話題になった。
今季ドジャースに加入し、打線の中心として活躍する2人。絆が伝わるシーンにファンも胸アツ。SNSには「テオ谷やっぱり尊い」「素晴らしい光景」「優しさに感激」「チームワークの良さを感じる」「感激の瞬間でした」と声が寄せられている。