佐々木朗希のメジャー挑戦批判に“2つの誤解”…あるMLBスカウトの本音「大学生の1位指名と同じだ」 獲得に乗り出す球団の“現実的なプラン”.

ロッテの佐々木朗希投手(23)のポスティングシステムによるメジャーリーグ挑戦が正式に承認されました。高校卒業後、NPBで5年在籍した後の困難は、日本ハムからエンゼルスに移籍した17年オフの大谷翔平(現在ドジャース)と同じです。岩手県が生んだ最速165キロの「怪物」は、来季どの球団でどれだけのパフォーマンスを見せるのか。今から、私の興味は尽きません。

特に、米国での公示日となる。ポスティングシステムでは、公示から45日間の交渉期間が与えられ、23歳の日本人佐々木は、海外選手を獲得するための「25歳ルール」に従います。このルールにより、契約はマイナーになり、契約金は各球団が持つ「国際サイニング プール」と呼ばれる上限内に制限されます。

2016年に「25歳ルール」が導入されました。これは、カナダとプエルトリコ以外の25歳未満の海外選手、またはプロで6年未満の選手を対象とします。ESPN によると、ドジャースは今季、250 万ドル(約 3 億 8000 万円)の「国際サイニング プール」を所有しており、年間500 万ドル(約 7 億 6000 万円)から700 万ドル(約 10 億 6400 万円)の範囲をカバーしています。日米でドジャース移籍が最有力と噂される中、ドジャースは佐々木獲得資金を大胆にプールしています。

ただし、「25歳ルール」では、契約は 1 月 15 日から 12 月 15 日まで延長されています。ロッテと佐々木サイドが早急にポスティング申請を完了し、12月15日までの契約締結を目指した場合、ドジャースが受け取ることができる契約金は最大となる。それ以降、新しい契約は1月15日から開始され、国際サイニング プールの金額も新年度を迎えます。 米メディアによれば、来季の最高額は現状でマリナーズ、レイズなどの8球団が755万5500ドル(約11億7880万円)を保持している。最少はドジャースとジャイアンツの514万6200ドル(約7億8222万円)。契約金額が増えることは、ロッテへの譲渡金が増えることにもなり、佐々木サイドにはプラスでしかない。申請を早急に済ませる必要もなく、45日間の交渉期間を考慮すれば、公示は12月以降と考えるのが自然だろう。

参考までに、17年オフの大谷翔平とエンゼルスの契約金は231万5000ドル(当時のレートで2億6000万円)、日本ハムへの譲渡金は2000万ドル(約22億4600万円)が分割で支払われた。